漆塗りの木の器に蹄鉄。
なんて不思議な組み合わせだと思いませんか?
でも、これには理由があるのです。
昔から馬蹄は、欧米では「災いを払いのけて、幸せを運んでくれる」ものとして信じられていました。映画のワンシーンでもドアノッカーが馬蹄になっているのを見た事がある人も多いはず。馬蹄の開いたところから幸福が舞い込み受け止めると言われているのです。
また日本でも「万事うま(馬)くいく」といって馬は各地で幸せや運を切り開く象徴でもあり、「力(馬力)の象徴」とも言われています。まさしく「縁起が良い」「幸福のおまもり」として馬蹄の形をした蹄鉄は親しまれていました。 そんな蹄鉄がついたおちょこ。「みんなで幸せになりましょうよ」という願いがこめられているのです。美酒と共に幸福をぜひ飲みほしてください。
日本にはいろいろな作法がありますが、「そまの作法」ご存知ですか?
幸福が入るという蹄鉄の入り口からお酒をそそいでください。 そっとまわして 幸福も一緒にのむ 美味しい日本酒を飲みながらそまの作法でぜひ幸福を体いっぱい受け止め乾杯しましょう!
大好評をいただいている、このおちょこはとても握りやすくできてます。それもそのはず。次に紹介する「我杯」を作るにあたりあつまった何百人もの握りのデータを分析し、指の方向や深さなど平均的な握りを模索し彫り上げたユニバーサルデザインとなっています。また、底辺に蹄鉄がついていることで、とても安定感のある使いやすいおちょこに仕上がっています。日本酒を飲むも良し。ウイスキーでも焼酎でも美味しくいただけます。
そしてもう一つ、世界にひとつだけのオリジナルの器がここにあります。なんと、手形が彫り込まれる唯一無二オリジナルの器なのです。大事な人の手形が彫り込まれた杯です。岩手県産、北東北産の山桜で、樹齢50年以上の厳選された木材で、一つ一つ丁寧に作られます。印象材を握っての象りですが、右手左手どちらでにぎるか迷うところです。晩酌をしながら杯を傾ける人は左手で握る方も少なくありません。
両親への還暦祝い、喜寿祝い、定年退職のお祝い、誕生日、昇進など、記念品として一つ握ってみてはいかがでしょうか。
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注文するとサンプルの木材と型取り用の印象材(粘土)などが入った豪華なカバンが送られてきます。 |
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我杯、カタノブのいずれの製品も、木工、漆塗り、南部鉄器といった、岩手県の伝統的な技術と素材が使われています。 どの技術も後継者不足で技術の伝承が危ぶまれているものです。 これらの伝統技術や熟練技術をコンピュータの力で体現することに意味があるのだといいます。 |
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印象材をぐっと握って、握り型をとります。 |
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右手で作るか左手で作るか悩みどころ。 右手でお箸、左手で我杯? お酒にかぎらずマグカップ的な利用の仕方なら右手の型の方が便利かも。 |
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製品はすべてオーダーメイド。握り型を返送して、製品ができるのを待つ。およそ1ヵ月で製品が届きます。 | ![]() |