厳しい寒さと熟成の関係

岩手県八幡平市清水は有名な安比高原スキー場の麓にあります。北緯40℃の厳しい寒さがやってくるこの土地は、雪深く寒暖の差が激しい地域なのです。 この土地で天然醸造の味噌を作るには、暖かい地域と比べると熟成期間に長い時間を必要とします。

麹屋もとみやは、この長い熟成期間を利用して、普通の味噌とは違うコクと旨みを引き出した味噌作りを成功させました。 もとみやの味噌は2冬2夏かけてじっくりと寝かせます。この土地と気候だから、2年熟成が丁度良い。 この厳しい寒さが、味噌をひときわ美味しくするのだと、麹屋もとみやの社長は語ります。

こだわりの製法

昔ながらの製法を守り、添加物を一切使用しない。 大豆は、南部しろめ大粒1等を契約農家から直接購入し、お米は岩手県紫波産のひとめぼれ、 塩は天日塩を使用し、水は安代の美味しい地下水、原料はこれだけ。 どれだけ愛情と手間をかけるかで味噌の善し悪しが決まるのだと社長は語ります。

もとみやには2年熟成と3年熟成の味噌があり、それは塩の量を調整して熟成の期間を変えているのだそう。 麴にはでんぷんを糖に変える力があり、多めの麹を入れる味噌は甘く、逆に麹の量を控えた味噌は辛めに仕上がるのです。 具だくさんの汁物の場合は辛めの味噌がおすすめです。

体に良い味噌、添加物が入れば元も子もない

地元大豆100%の原料と、麹屋さんならではの良質な米麹を使用してしっかり熟成させた天然醸造の味噌。仕込んだ樽からそのまま生詰をしています。
熱を加えたり、添加物を加えて熟成をストップさせたり、熟成期の調整をしたりということは一切ありません。 気づかないうちに知らないものを食してしまう時代です。食品の表示をひとつひとつ確認していくと、聞きなれない名称が連なりわからない人も多いと思います。 保存料や着色料、もっと言えば、原材料には表記されない農薬をしっかり使用した素材を使っていることもあるのです。 100%見えない中でも、出来る限り信頼、安心できる商品を確実に選びたい。 そういう消費者のために、簡単な美味しさより、手間を生む安全で自然な美味しさを追求する生産者の商品を選びたいものです。

味噌は美容・健康に最適食品なのです
  • がん予防
    味噌には不飽和脂肪酸、イソブラボンが含まれ、酵素や酵母の働きにより、「脂肪酸エチル」という物質ができています。 脂肪酸エチルは、がんを引き起こす物質の力を失わせる働きがあります。 味噌汁を毎日飲む男性は、まったく飲まない男性に比べて33%も胃がんによる死亡率が低いというデータが公表されています。
  • 放射能物質除去
    味噌の中の成分ジピコリン酸には放射能物質を吸着して除去する効果があり、 チェルノブイリ原発事故後には、チェルノブイリやヨーロッパ諸国への輸入が増加しました。
  • タバコの害防止
    タバコ好きにはみそ汁という有名なことわざがあります。 江戸時代、お湯や水ではきれいにならないのにヤニで詰まったキセルに煮だったみそ汁を流し込むとキレイにヤニがとれたそうです。 みそ汁に含まれるビタミンB群にはタバコの有害分を取り除く作用もあります。
  • 整腸作用
    味噌の中に含まれる食物繊維は腸の中をキレイにしてくれる働きがあり、腸内の腐敗菌や有害物を体外に排出し、善玉菌を増やしてくれます。
  • 老化抑制効果
    味噌に含まれるビタミンE、ダイゼイン、サポニン、褐色色素などには抗酸化作用があり、体内の酸化を防止する作用があります。アンチエイジング効果が期待できます。
  • 美肌効果
    味噌には遊離リノール酸という成分が含まれ、肌にシミ・そばかすを発生させるメラニンの合成を防ぐ効果があります。
 

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