もっちりんご

アグリカシオペア

じっくりと乾燥させたもちもち新食感。

甘いりんごの香りが広がる加工場

月末になると、「アグリカシオペア」の加工場には、様々な岩手県産のりんごが集まってきます。 岩手県の北部二戸市　漆で知られる浄法寺地区に「アグリカシオペア」の工場があります。 もともとは給食センターだった施設を借用し、平成21年に、地元の農産物の加工場としてオープンし、 翌年22年、本格的に『もっちりんご』の販売を開始しました。

フレッシュりんごでは味わえない画期的な美味しさを追求

岩手県二戸市「アグリカシオペア」の組合長小森和重さんは思っていました。 岩手は、美味しいりんごの産地。フレッシュりんごもいいけれどりんごの美味しい加工品は作れないものかと・・・

それで、小森さんはフレッシュりんごでは味わえない画期的な商品を発明したのです！ その名も「もっちりんご」。 乾燥りんごといえば、りんごチップスのようなパリッとした硬い食感をイメージしがちですが、この「もっちりんご」、食べて驚きます。 しっとりとしたソフトな食感で、正に「もっちりんご」の名にふさわしい、もちもちの歯応え。 その秘密は、低温で数日間じっくり時間をかけて乾燥させること。その答えに辿り着くまでに小森さんは試行錯誤を繰り返しました。 当初、作ってみたところ、硬くなり食味も悪くなってしまったのです。

そこで、時間をかけて工夫に工夫を重ねた末に、食感と美味しさを兼ね備えた、現在の完成品が出来上がったのです。 「今でも初めて加工する品種は必ず失敗します」と小森さんは言います。 「もっちりんご」は品種ごとに細かな温度調節の見極めが必要な、とっても難しい商品なのです。

その妥協のない商品開発の結果誕生した「もっちりんご」にはりんご本来の味がそのまま生きています。

『もっちりんご』は、乾燥食品によく使用されている漂白剤や保蔵料は一切使用していません。 添加物はおろか砂糖も加えていないので、そのりんごが持つ甘味・酸味の違いがはっきりと現れるのです。 甘さもりんご本来のものだけ。美味しくて体にも良いので子どもからお年寄りまで安心して食べることができます。

無添加にこだわる秘密兵器。 それは、オゾン殺菌。加工場をこまめにオゾン殺菌することにより、雑菌をシャットアウト。 体に優しい殺菌方法により、無添加の商品を安心して召し上がっていただけるようにしています。

品種ごとに味わえる『もっちりんご』

さんさは、果汁が多く歯切れ酸味、甘味ともバランスのとれたリンゴです。 乾燥することにより、甘味とともに香りと酸味が引き立ちます。

きおうは、酸味の強くない品種。りんごの濃厚な甘みが味わえます。 　モチモチとほんの少しのシャキとした食感を体験できます。

つがるは、果汁が豊富で甘みのあるリンゴです。 乾燥することにより、甘味と酸味がバランス良く調和して凝縮した美味しさを味わえます。

王林は、独特の芳醇な香りと繊細な甘味を感じることができます。

ふじは、さわやかな酸味と豊かな甘味のジューシーな味わいが口の中に広がります。

ジョナゴールドは、最初に酸っぱさがきて、噛むほどに甘くなる奥深い一品。甘さ控えめ”大人”の味わい

シナノゴールドは、金星に続く甘みの強い一品。しっかりした歯ごたえ！！かみかみ運動のお子様にオススメ

紅玉は、甘みより、酸味をお好みの方オススメ！！もっちりんごの中でも一番の酸っぱさ

北斗は、もっちり感が強め。蜜がたっぷりなのでもっちりんごにしても蜜の味が充分楽しめます。甘酸適和な一品です。

今までの乾燥りんごではなかった品種ごとの美味しさを味わうことが出来き、食べ始めると止まらない未体験の美味しさなのです。

噛むということは体に優しい……

よく噛むということは、口の周りの筋肉がよく動きます。しっかりと噛むということは、あごの発達を助け顔の表情が豊かになります。 また、よく噛むと唾液がたくさん出ます。 唾液は口の中の食べカスや細菌を洗い流す働きがあり、虫歯や歯肉炎の予防に繋がったり、胃腸の働きを活発にするなどといわれています。 噛むということは、とても体に優しいことです。

「もっちりんご」ができるまで

（1）りんごを丁寧に水洗いします

（2）ひとつひとつ丁寧にりんごの皮を剥いていきます。

（3）もっちりんごの食感に最適な大きさで均等にカットします。

（4）変色を抑えるために塩水につけます

（5）自然乾燥を行います。

（6）オゾン殺菌を行った乾燥機にりんごを入れてじっくり低温乾燥します。

（7）乾燥後、りんごをオゾン殺菌します。

（8）検品（水分等をチェック）

（9）オゾン殺菌した包装袋に入れて出荷！（作業室も丁寧にオゾン殺菌します。）※無添加だからこそ、数回に分けて徹底的にオゾン殺菌を行います。