
中村醸造元の醤油を造り出す職人の匠技とこだわり
醤油の製造工程で、要所、要所に中村醸造元のこだわりを垣間見ることができます。
原材料や塩分濃度は、他の醤油製造会社と多くは違いません。しかし、独自の吟選六段仕込により、醤油のまろやかさ、コク、旨味が最大限に引出されるのです。
吟選六段仕込とは、中村醸造元独自の方法で、大豆と小麦のうま味と甘さを最大限に引き出すため、少量づつ麹を造る作業のことを言います。
3日間麹室で寝かせた、麹に食塩を合わせタンクに入れ、4ヶ月発酵/熟成させ、諸味を作ります。この工程を低温で管理します。低温で管理することにより、発酵/熟成の速度はゆっくりになりますが、麹から溶け出した奥行きのある深いうま味とほのかな甘さを感じる上質な醤油が出来ます。
熟成し完成した諸味を専用の袋に入れて、圧搾したものを生醤油といいます。
中村醸造元は、昔ながらの方法で、ゆっくりと時間をかけて丁寧に絞っていきます。
この時点ではまだ、醤油は生きていますが、温度の変化にとても敏感に反応し味の変化が生じますので、火入れをして瓶に詰めます。
余計なものは入れず、旨味の元を引出す努力を惜しまない、職人のこだわりが、他ではまねの出来ない美味しさを生み出すのです。 |